【塗装方法について】 モトクローム、ハイパーブラック、スペクトラフェック、モトクリヤー
■塗装前の下地の状態ですが、ブラックで光沢のある鏡面にしておく必要があります。素地がツヤ消しの場合はウレタン系クリヤーを塗装してツヤのある状態にしてください。下地をブラックで塗装する場合は完全硬化させておいてください。ブラックを塗装したあとはサンディングしないようにしてください。吹きっぱなしでツヤがあり、ゴミがかんでいない状態にするのがベストです。塗装面のオーバミストは水拭きまたは空拭きで拭きとっておいてください。
■さて、モトクローム(ハイパーブラック、スペクトラフェック)ですが、使用前に缶をよく振って攪拌してください。モトクロームを原液のまま(希釈不要)スプレーガンのカップに入れ、塗りムラに注意しながらミストコートの複数回塗りで仕上げます。3コーパールを塗装する要領で下地がブラックなのでモトクロームでムラを作らないように塗装するのがコツです。
■適応スプレーガン、エアーブラシはサタminijet4、デビルビスSRi、岩田LPH-50、HP-TH2、HP-G6などが適しています。エア圧は0.01Mpa〜0.03Mpaと弱めに設定してください。標準塗布量は220gで0.9uです。
■モトクローム塗装後は常温で24hr〜48hr乾燥させてください。柔らかい布でオーバーミストを拭き取ってください。下地同様サンディングはしない。
■モトクリヤー(専用のトップコートクリヤー)は原液のまま(希釈不要)2回塗りで仕上げます。
【ポイント】
モトクロームには粒度がひじょうに細かいメッキを施したアルミ顔料が使用されています。モトクローム塗装の心得は濃色カラーベース(ブラック)の上に金属光沢顔料を塗るという理解からです。ムラなく均一に塗るということがポイントとなります。メッキの表面をよく見ればわかりますが、粒状感などはありません。モトクロームでメッキの風合いを出すには、ちょうどスプレーガンを使ってメッキを貼り付けていくといったイメージです。モトクロームはもちろん下地のブラックも肌ができないように薄く塗り重ねることがポイントとなります。
少し難しい技術ですので、やり方によってはメッキ調に仕上がらないことがありますので、やり方をじゅうぶん理解したうえでご使用ください。大きなものや広い面積の場合は技術的に、より難易度が高くなります。