色見本帖・マンセルブック・日塗工色見本 INDEX
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色見本帖・マンセルブック・日塗工色見本のインデックスページ
 
 
 塗装で使用する日塗工、マンセルブックをはじめ、デザイン関係で用いられるDIC見本帖を

 ラインナップしました。画像をクリックすれば詳細頁へ



 
マンセルブック
 
 
 マンセルブックは世界で最も使用されている色見本帳です。国際的に使用されているマンセルカラーが網羅されています。色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)のマンセル記号で値付けされています。マンセルカラーブック各種ございます。
マンセルの詳細は画像をクリックしてください。
 

 
日本塗料工業会 (略称 日塗工)
 
 
   日本塗料工業会が発行している、塗装(塗料)専門の標準見本帖で、ニットコウといえば、このポケット版が最もポピュラーな見本帖です。2年に1回改定され発行されており、最新版は2009年発行のE版見本帖です。(656色収録。) 他の印刷やデザイン関係で使われている見本帖に比べて、塗料での色再現が可能なものになっています。過去年度の「日塗工」も多少在庫がございます。
日塗工の詳細は画像をクリックしてください。
 

 
DICカラーガイド
 
 
 グラフィック業界をはじめ、製品企画、インテリア、カラーコーディネーターご用達の『 DICカラーガイド 』。スタンダート3冊組のほか、日本、フランス、中国の伝統色シリーズがあります。
DICの詳細は画像をクリックしてください。
 

 
NCS・RALカラー
 
 
   NCS・・・スウェーデン、ノルウェイ、スペイン国家規格色票
RAL・・・ドイツ色票
NCS・RALの詳細は画像をクリックしてください。
 

 

【見本帖の雑学】

 
  マンセル色票

マンセル値指定色と日塗工ナンバー指定色の違い
 お客さまより塗料の指定色を受注するとき、昨今は日塗工見本帖の色数が増えて、日塗工ナンバーで指定されるケースが大半ですが、時折マンセル値で指定されるケースに出くわします。こういった場合、たまに色違いでクレームを言ってこられるケースがありますが、結論から申しますと、これは不可抗力のため、クレームとしては受け付けられません。その理由は、マンセル値というのは、「ズバリこの色」という指定方法ではないからです。

 例)
・ マンセル値7.5BG6/1.5という指定をうけた場合
マンセル値の頭の数字と文字「7.5BG」は色相を表します。Bはブルー、Gはグリーン、つまりブルーグリーンということです。次の「6」は明度を表し、黒が0、白が10で、10段階中の6の位置ですから、中ほどより少し明るい目ということです。末尾/の後ろの数字は彩度を表し、無彩色が0で、数字が大きくなるにしたがって鮮やかな色であるため、このケースは1.5ですから、冴えた色ではなく、濁った色だということがわかります。

 さて、明度と彩度を表す数字ですが、これが整数ならば問題ないのですが、小数点以下の数字がある場合は、マンセルブックにも色票がない場合があります。そこで、しかたなく末尾の彩度1.5は、彩度の色票1と2の中間の色をイメージして、色あわせすることになります。人間がやることですから、人それぞれの感性が異なるために、そこで差異が生じるわけです。(注:最近はマンセルブックでも明度、彩度とも0.5キザミのブックが発売されています。ただし高価です。)

 私どもが調色をうける場合、「日塗工のナンバー」で受けることを基本としています。どうしても「マンセルで・・・」という場合は、『近似値ですよ』という、ことわりを入れます。

マンセルで受けた場合の実務
 この場合、日塗工の見本帳には、日塗工ナンバーのほかにマンセル値が付記されています。その中で、指定されたマンセル値に該当するものを探し、あればその日塗工のナンバーで調色する。なければ、前出の「近似値」で調色するしかありません。

■マンセル値を、日塗工色票記号に置き換えるシステムが日塗工のホームページにあります。
▲ペイントカラーズ検索システムは→コチラ

 
   DICカラーガイド

DICの見本について
 DICの見本帳は、デザイナーやカラーコーディネーターがよくお使いになるようですが、本来は「印刷」の見本帖なのですね。私の経験でいいますと、DICの見本で塗料を調色しようとした場合、どうしても出せない色が数多くあります。その原因は、「印刷」と「塗装」の違いを説明しなければなりません。

 まず、印刷は白い紙のベースにインクで描くために、ベースの白が透けて見えているために、ひじょうに鮮やかな色を表現することが可能です。
 一方、塗装は下地などの工程があるために、必ず被塗物を覆い隠すことが必要なため、透けていることはありません。ということは、その塗料(顔料)の色がズバリ表われるわけですから、鮮やかさという点では、印刷に比べ、おのずと限界があります。そのために塗料ではDICの見本どおりに調色できない、ということが起きるわけです。

 デザイナー氏にはお願いですが、DICの見本で塗料を調色せよ、と言わないでください。できるだけ鮮やかな色が欲しいという意図は解りますが、塗料調色スタッフは困ってしまいます。

 

 
■実用色彩体系の代表例 
 
 
■『色の標準』(日本色彩研究所1965)
日本化学規格(JAS)準拠色票版(1951年)、産業教育界に普及したが
マンセルの」S採用(1965年)で絶版となる。 
 
   
 
■等色相面におけるイメージ分布   
   
   
■『JIS Z 8102準拠JIS色名帳〔第2版〕』系統色名一覧(2002)   
   
 
■日塗工『系統色名体系ABC方式』(1995)
低彩度色域を充実させた独自のヒュー&トーン体系。 
 
   
 
■JPMA(日本塗料工業会)色見本帳
上から『JPMA1500色体系』、『景観色標準体系』、 『オートベイントカラーズ』、『JPMA塗料用標準色』
ポケット版及びワイド版
 

 色彩体系にもともと実用と非実用の区別はない。しかしここでは生活と仕事で親しまれている体系を採り上げる。大きくは「Hue&
Tone Color System」略してH/T、及び、塗装・印刷・染色等の各種色見本帳がある。

 配色が主な日的のH/Tは、分かりやすく、色彩初等教育や色彩検定試験テキストに用いられる。「JIS Z 8102物体色の色名」の系統色名もこの一種である。 トーンとは明度と彩度の複合概念で、等色相面を色のイメージで分割し、明るい、暗い、鮮やか、鈍いなどの形容語を略号で表示する。色相との2属性で色を平面に一覧化できる利点と、 トーンの区割りが大きいことで色の定規に適さない弱点がある。

 H/Tの代表例に『日本色研・配色体系(PCCS)』がある。1951年に日本色彩研究所が開発した『色の標準』は多用途の優れた色票集であったが、マンセル体系のJIS採用に伴い廃棄された。

 代わって1964年にPCCSが発表され、色彩教育に大きく貢献した。だが色彩専門業務では別途に低彩度色重視のH/T開発がなされ、その一つが日塗工『系統色名体系ABC方式』(1995)である。

 これは後の『商工会議所カラーコーディネーション・チャート(CCIC)』のモデルとなり、JIS系統色名も同じ特徴で改訂されたため、今は用いられていない。

  色彩業務用の色見本帳は、古今東西無数に存在する。

  日塗工『塗料用標準色』は日本を代表する色見本帳で、1954年の初版から発行総部数が1500万部に達し、これはギネスブック級の世界記録である。標準色の特徴は、マンセル体系の骨格を維持しつつ、高出現度色の網羅的な収録にある。現在、上図の色見本帳類を刊行しているが、色彩企業集団としての誇りにかけて“信頼できる、役に立つ美しい見本帖“作りに徹している。

■ 日塗工『塗料用標準色』見本帳の特徴  日本塗料工業会(JPMA)の発足は1948(昭和23)年であるが、6年後の1954年に『塗料用標準色見本帳』初版が刊行された。
  当時は塗料メーカーや出版社から見本帳が出されていたが、関連業界を含む効率的で正確な受発注のために統一見本帳を計画、以後、小型の『ポケット版』とスワッチの『ワイド版』を2年ごとに発行して今日に至る。この特徴は、高利用頻度色の網羅および各種JIS指定色の収録、高品質塗料による高精度塗装、マンセル値JIS系統色名略号表記の利便性、等にある。

■日塗工カラーシステムの表記方法
 標準色見本帳は、1995年以降、連番表記からマンセルと関連づけた三層性方式に切り替えた。これには7桁法と、色相を1桁省略した6桁法がある。専門性で使い分け、前者は景観標準色体系、後者は塗料用標準色に採用している。

  色相は、7桁法か3桁数字で色相環を1000分類(000:10RP、001:0.1R〜 999:9.9RP)、6桁法は90分類である。明度彩度表記は共通て、明度が2桁数字の100段階、彩度は英字による26段階表記、彩度10以下は0.5刻みのA〜T、以後は彩度1刻みのU〜 Zを用いる。

 

 
■表色系の相互関係 
 
   
■色光の3原色 ヤングの図
(発表1802 作図1807)
 
   
   
■ヘルムホルツのスペクトル
基本感覚曲線(1860) 
 
   
 
■ヘリングの心理4原色概念  
   
 
   
 色の3原色といえば、絵具や印刷に用いる3色、青:C(cyan)、赤:M(magenta)、黄:Y(yelow)がある。だがもう一つ、光の3原色、 R(red)、G(green)、B(blue)があり、テレビ、パソコン、デジタルカメラ、スキャナーで使われている。

  両者は補い合う関係でありながら、反対の性質も持っている。光の混色ではR+G+Bで白になり、足し算の関係から加法混色と呼ぶ。絵具の場合は逆でC+M+Yは黒に近い灰色になり、減法混色と呼ぶ。

 表色系も大きく2種に分かれる。色票が並ぶカラーオーダーシステムと、光学・生理学の基礎に立つ数値混色系である。両者は異なる特徴で併用されるが、表色系としては光の体系がより重視される。それは表示の精密さと利用範囲の広さによる。

 マンセル表色系は物体色の定規として便利であるが、光の色を表すことは出来ない。しかし光の体系では、物の色も反射光で波長ごとのエネルギーの強さを捉えれば、分光分布図にグラフ化することができる。

  光の3原色は、眼の網膜にある色のセンサーに合わせて設定されている。視細胞には明るさを感じる創体と色を感じる錐体がある。錐体はR・G・Bを感じる3種類があり、この組み合わせで色が感受される。

 光の3原色は1802年に医師T・ヤングが初めて提唱した。当時は理解されず、半世紀後に生理学者ヘルムホルツが再評価して「生理的3原色説」が確立された。

  その後、生理・心理学者ヘリングが疑間を呈し、赤:緑、黄:青、白:黒の3対6色の対立型色覚説を唱えた。現在では網膜上の3原色が神経の情報処理で4原色に変換される、という段階説により両立している。ヘリングの6原色説は、今も表色系の『NCS』に生かされている。
このように眼の仕組みの解明と心理学の進展の上で、20世紀の色彩研究が加速した。

 
   
 
 
⇒『色の定規』 歴史
 
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