キズがついたり、黄色く変色したヘッドランプのレンズを交換することなく、 クリヤー塗装することでレンズの透明度を回復することができます。
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| レンズリフォーマー前 |
レンズリフォーマー後 |
カーサービス・アフターマーケットの新しいビジネスアイテムとして、ヘッドライトレンズのクリーンアップサービスが、目里いカー・ディテーラーのあいだで、静かなブームを巻き起こしています。メンテナンスに使用するレンズリフォーマーキットは、あいおい損保とイサム塗料の共同開発により2000年頃から、すでに開発されていました。トヨタキズナックスでは、このヘッドランプ・リフレッシュ・サービスを開始しており、実作業ではこのクリヤーを使っているという情報があります?
このレンズリフォーマーは日本で発売されている製品では唯一、ヘッドライトレンズの塗装専用と謳われている製品で、取説を詳しく見ていくと、ヘッドライトレンズの塗装用として特別に開発されたということが理解できます。
ヘッドライトレンズ塗装のポイントは以下のとおりです。
■ヘッドライトレンズの素材はポリカーボネートで作られています。ポリカーボネートの特徴は透明性が高く、衝撃に強い反面、溶解力の強い溶剤には溶ける、という性質があります。塗料メーカーの開発においてはボディー用の塗料とは一線を画して、この点をじゅぶん考慮して開発されたことがうかがわれます。また実践の塗装工程に際してもここがポイントになります。
【作業工程 概要】

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1.レンズ表面の研磨工程
・P320でレンズについたキズ部分を研磨して消す。
・サンダーはできるだけフラットに宛て平滑性を保ちながら研磨する。
・次にP400でレンズ全体を研磨し、レンズの旧クリヤー膜を取り除く
・以後P600〜P2000まで徐々に番手を上げていって、研磨目を処理する。
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2.レンズ全体をコンパウンドで磨く
コンパウンドの粒度は細目→極細目と移行して、研磨キズがなくなるまで磨く。シングルポリッシャーを使う場合は、摩擦熱によって変形しないよう注意しながら磨く。ケースによっては水を使う。
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3.レンズ側面部足付け工程
周辺部分を細目コンパウンドを使用しての足付け研磨する。
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4.中性洗剤で洗う。
・レンズ全体を中性洗剤で洗浄する。
・シリコンオフで軽めに脱脂する。ポリカーボネートは、比較的溶解力の弱い
シリコンオフでも溶ける可能性がありますので、充分注意してください。
また、HIDランプ仕様車はヘッドライトレンズが熱や紫外線により目視できないクラックが既に発生している場合があります。この場合は極少量の溶剤(シリコンオフ)でもクラックが広がるときがあります。
・塗装準備。マスキング |

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5.プライマーの塗装(1液型)
密着を上げるため、プライマーを塗装する。(薄く2回塗り) 乾燥時間10分〜20分
(注意)プライマーは厚く塗り過ぎないこと。ソルベントクラックの原因となります。
また、HIDランプ仕様車はヘッドライトレンズが熱や紫外線により目視できないクラックが既に発生している場合があります。この場合は極少量の溶剤(プライマー)でもクラックが広がるときがあります。
6.クリヤー塗装(混合比 主剤:硬化剤=2:1)
クリヤーは薄く2回塗り
適正スプレーガンは各々1.0mm〜1.3mm。エア圧0.1〜0.25Mpa |

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7.磨き作業工程
塗装後しっかり乾燥させてから軽くポッシングして仕上げる。
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8.レンズリフォーム完成
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