【このコンベンションで拾ってきた情報】
■ハウスオブカラーKBC(キャンディベースコート)とは何ぞや?
英語の解説をただ単に日本語に翻訳しただけの「テックシート」なるものでは、専門の店長でも理解に苦しむところがあります。ところで、店長はKBCの使い方の解釈をまちがっておりました。KBCは実はキャンディなんですね。私はてっきりキャンディーのトマリをよくするためのベースコートだと解釈しておりました。たしかに元々は「テックシート」にそう書いてあるんですが、KBCはリッパにキャンディー(調)なんです。しかも3〜4回塗りくらいで色はトマリます。・・・で色の違いはどうかというと、色の鮮やかさという点ではUKやKKのほうが深みがありますが、KBCでもけっこうキャンディーっぽく仕上がります。作業性考えたらこれは使えますぞ。どうしても色が気に入らない方は、上からUKを塗れば、UK単体とほぼ同等に仕上がりますのでぜひお使いください。だいぶラクになります。
■キャンディーは染料? 顔料?
前出の清水さんの解説によると、ひと昔前キャンディーの原料には染料が使われていましたが、染料は、長期の屋外耐候性という点では紫外線に弱く、退色してしまいます。染料と顔料の違いは、その粒径で染料のほうが小さいため色が鮮やかに出ます。現在キャンディーカラーには顔料が使用されております。これは塗料の顔料の分散技術の進歩により、顔料の粒をより細かくしてキャンディーに使用されています。ただし例外もありKKおよびUKのピンクは、今もなお染料が使用されているため、ハウスオブカラーからは屋外での使用についての注意書きが出されている。
■ハウスオブカラーKK(キャンディコンセントレート)に他塗料メーカーの「バインダー類」って使えるのかな?
KKは通常SG-100というクリヤーで10倍程度希釈して使用しますが、SG-100の代わりにほかのものは使えるのかどうか?という素朴な疑問が浮かびます。結論から言うとクリヤーとかバインダー類なら使えるはずです。塗料の組成の話ですが、KKの中味は上記のキャンディーの顔料と溶剤だと考えられるので、溶剤型のクリヤーであれば混ぜられると考えられます。樹脂成分は入っておらず、塗装するには何らかの樹脂を混ぜる必要があります。日ペnaxマルチマイカベースもちょうどこの状態です。今回のコンベンションでnaxアドミラマルチ補正用クリヤーを混ぜて塗装してみましたが、特に問題はナシ。また、今回のメンバーで2液タイプのクリヤーにKKを混ぜて塗装されている方もいましたが、(例えばnaxスペリオ280補正用DXクリヤーなど)これも同じく問題は出ていないとのことです。
・なら、トップコート用のクリヤーにはどうか?
混ざりますが、現在の塗料は2Kというもので、ベースカラーとトップコートは樹脂成分を変えてモドリをなくすという考え方が主流のため、同じものであればモドリやすくなります。この点だけわきまえてやれば問題なし。
「テックシート」にはUK(ウレタンキャンディ)は外板塗装用でKKはインナーなどに使うものと書いてあるので、不安に思いながらこの使い方をされているユーザーは日本にたくさんいるように思います。私の推測ではKKも上記使い方で外板にも使えるのではないかと思います。だってKKもUKも顔料は同じ原料を使用していると思われるので、理論的には耐候性は同じなのではないか・・・という推測からです。
■Ekishow、Dope、Vパールにnaxアドミラ スタビ仕様は使えるのかどうか?
これらの塗料はnaxアドミラをベースに作られていますので、隠蔽性(色のトマリ) がいいとは言えないため、スタビ仕様にして少しでも塗り回数を減らしたいと思うのは人情です。シンナーで希釈する代わりにスタビを使うのもOKですが、その塗装方法はじゅぶん吟味してください。乾燥が少し遅くなるので各コート間に時間を置くことと、入れる割合は40%とシンナーよりもかなり少ない量です。この点を注意する。アドミラe4詳細(スタビ仕様)
■Accusprayというスプレーガンかなりいいぞ・・・
USA製のアキュスプレーというスプレーガンを試しました。塗着効率と飛散が少ないという点がかなりいいです。以前日本に輸入されていましたが、輸入商社(たしかイケダコーポレーション)が消滅してしまったため、現在は日本での販売はありません。当時かなり高額であったと記憶しております。(10万円以上した)玄人本舗で輸入検討したいと思っていますのでしばらくお待ちください。
なお、上記の内容はあくまでもパーソナルな情報のため、君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは何が起ころうとも・・・当局はいっさい関知しないからそのつもりで・・・。なおこの頁は自動的に消滅しませんが・・。(M.I.) |