■パテの攪拌
パテの主剤は、長期保存しますと、表面に樹脂や溶剤が浮き出たり、重い顔料が底に沈んでいる場合がありますから、使用の前に缶の底からよくかき混ぜ、全体を均一にしてください。また、硬化剤も液分離することがありますから、全体をよくもんでから使用してください。
■パテ用硬化剤取扱上の注意
パテの硬化剤は、過酸化物(危険物第2類)です。熱により分解および発火の危険性があります。30℃以下の冷暗所(できれば冷蔵庫)で保管してください。
■パテの配合
パテの主剤を必要量定盤に取り出し、主剤100に対して、硬化剤2の割合をはぼり出します。
目安・・・主剤:ゴルフボール大 に 硬化剤:チューブより2cm(約1g)
■計量 ▲盛り板の頁はコチラ→
パテの配合も可能であれば、マイコンスケールを使って正確に計るほうがよい。硬化剤の入れすぎ、あるいは不足は、パテの硬化不良や割れ、剥離、ブリスター、上塗りのブリード、変色などの原因なることがあります。
■パテの混合
ヘラは2本用意する。1本は混合用、もう1本はパテ付け用として使用する。お勧めはヘラのディンプリングヘラベージュ66mmと同じくホワイト66mmの2本を揃えければよい。また、細地(ラッカーパテ)は、同ブルーとシリコンホワイトヘラのMがよい。
パテには可使(使用可能)時間がある。硬化剤を混ぜ合わせると、5分程度で固まり始めます。手際よくパテ付けを完了することがポイント。
@まず、1本のヘラの角で硬化剤をすくい取り、パテ主剤の中に混ぜ込みます。
Aヘラ全体を使ってパテをすくいとり、次に伸ばします。これを場所を変えながら、全体の色か均一になるまで練り返します。
B次にもう1本のヘラで、始めのヘラに付いたパテをそぎ落とします。硬化剤と混ざっていない部分があるので、全体が均一な色になるまで混合します。
C最後は、パテを定盤に広げて、全体が均一な色になっていることを確認します。(固まりの状態の方が、反応が速く進み、可使時間は短くなる。)
■パテ付けの基本 パテベラの頁はコチラ→
ヘラは、左右どちらにも力の調節がしやすいように持つ。
●盛り付け方(1)
@1回目はヘラを立て気味にして、ペーパー目の中までパテが入るように、しごき付けを行います。
A次にヘラをやや寝かせ、一度に厚盛りせず2〜3回に分けて塗り重ねます。最後は、基準面より少し高く盛り付けます。(パテを盛る場合は、やわらかいヘラよりも、硬めのヘラを使用する方が盛りやすい。)
B最後は、ヘラを寝かせ気味にして、軽くなでるようにして表面をならします。
●盛り付け方(2)
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@パテの量が少ない場合 |
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Aパテの量が多い場合 |
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Bエッジの作り方 |
| ●へら付けの方向 |
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| ●曲面(アール部)へのパテ付け |
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| アール部やコーナーなどのパテ付けは、弾力性のあるゴムベラが適しています。 |
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| 特にアール部は、あとの研磨作業を楽にするためにも、できるだけ余分なパテを付けないようにします。 |
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| ●プレスライン部へのパテ付け |
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プレスラインをまっすぐに出すには、次の方法で行うのが比較的簡単です。 |
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注:1度に厚付けすると、プレスライン部にひずみが生じ、割れが発生する場合があります。深い凹みは、パテを硬化させながら、数回にわけて付けてください。 |
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| ●旧塗膜がラッカー系の場合、パテが旧塗膜にかからないように付けます。(上塗り時にパテ跡が出る) |
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| パテの乾燥時間は気温により大きくかわりますが、通常で可使時間が4〜6分、研磨可能時間は30〜40分後に設計されています。また、パテは発熱反応を起こしますから、塗膜の厚さによっても、乾燥時間はかわってきます。厚い部分は熱が高くなり、硬化が早い。これは塗料の乾燥形態とは逆の現象となります。 |
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注: 強制乾燥の際の注意
●硬化前に高温にすると硬化剤が先に分解してしまうので、可使時間以降、パテが固まりだしてから(約10分)強制乾燥を行う。
●温度は50℃以下にする。
●急激な加熱や冷却は、ひずみを生じて、はく離や割れの原因となるので避ける。 |
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