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リスクアセスメントって何?

平成28年6月1日から厚生労働省が労働安全衛生法を改正しリスクアセスメント実施の義務化が法律で決まりました。
この「リスクアセスメント」について販売店はもちろん塗料メーカーでも知らないところがあるなどあまり浸透していませんが、このリスクアセスメントを知っておかないといけないのは製造・販売する側だけではありません。
「化学物質を取り扱うすべての方」です。
じゃあ「リスクアセスメント」ってなんなんだ?
なにすりゃいいの?
という方必見!
リスクアセスメントを解説します!

化学物質のリスクアセスメントとは?

「作業場における危険性又は有害性を特定し、それによる労働災害(健康障害を含む)の重篤度(災害の程度) とその災害が発生する可能性の度合を組み合わせてリスクを見積り、その大きさに基づいてリスクを低減するための対策の優先度を決めた上で、リスクの除去又は低減の措置を検討し、その結果を記録する一連の手法」

…いや、意味わかんねぇ。
どうゆうこと?ってなりますよね。
これはつまり「成分見たらシンナーとか体に悪い成分いっぱいあるじゃん。わっ!これにもいっぱい入ってんじゃん。体に悪いから現場環境見直したり、ちゃんとしたマスクとか手袋とか眼鏡したほうがいいんじゃね?」ってことを話し合いましょうってことです。
以前に印刷業界の胆管がんが問題になりましたがそんなことにならないように事前にどれだけ危険なものが含まれててどれだけの対策をとらなきゃダメなのかを知っときましょうと。

法律で決まったということは、リスクアセスメントは危険物質を取り扱う以上100%知っておかなければならないことということです。
会社の大小は関係ありません。
対象となる化学物質も640物質に増えたとかもありますが、そこあんまり説明しても意味ないのですっ飛ばします。
ではリスクアセスメントって何をすればいいのかを解説していきます。

何をする?リスクアセスメント

 ではこのリスクアセスメント。
まず対象となるのは、業種、事業所規模にかかわらず、化学物質の製造・取り扱いを行うすべての事業所が対象になります。
つまり鈑金塗装業界すべての方が対象になるということですね。
もちろん鈑金塗装業界だけではなく、その他の業界も多岐にわたります。
そして仕事の内容によっては下請け・元請けがある場合があると思いますが、この場合実際に作業をする下請けだけがリスクアセスメントを実施するのではなく、元請けも実施する必要があります。
 さて、「リスクアセスメント」とは何をすることなのか。
リスク=危険 / アセスメント=客観的に評価する
という言葉の意味の通り、使用する化学物質の危険性を理解し、それを踏まえて安全に取り扱うように指導するというものになります。
かみくだいて言うと、使用する塗料などの化学物質の危険性(有毒性)を特定して、その化学物質(塗料など)を従業員が使用した場合の危険性や健康障害などが発生する可能性はどの程度か見積もり、その化学物質を使用するにあたっての危険性を低減するための対策を検討しましょうということです。
いろいろ話題になっているリスクアセスメントですが、リスクアセスメントはあくまで「検討」まで。
あまりにリスクアセスメントばかりが注目され、これじゃあ検討するだけでいいように見えますが、それは大間違い。
労基が来たとして「いや、検討はしたけど何もしてないだけだよ」なんて言い訳で逃げることはできません。
だってリスクアセスメントした結果、リスクを低減するための措置を実施して、リスクアセスメントの結果を従業員に周知させるまでが法で決まってるんです。
つまりこの「リスクアセスメント」「リスク低減措置の実施」「リスクアセスメント結果の周知」に経営者・責任者の方は徹底的に取り込む必要があるということです。
じゃあリスクアセスメントってどのタイミングでやるものなの?ってところですが、今までやったことがないなら当然今すぐに行う必要があります。
それ以降の実施義務としては、新しい材料を入れたり、別の材料に変えた場合や、作業内容・手順を新しくしたり、変更した場合。
あとは新しい危険情報がSDSなどで提供された場合になります。
ではリスクアセスメントの実際の流れはどのようなものなのか。
簡単な流れは以下の通り。

ね?
リスクアセスメントの後も法で決まってるでしょ?
ではこれらの流れを詳しく説明していきましょう!

0.責任者・推進担当者を選定

会社内でリスクアセスメントを実施するにあたり、まずは責任者を決めましょう。
もちろん経営者の方でもいいでしょう。
例としては下記のようなイメージです。

担当者

説明

実施内容

総括安全衛生管理者など

事業の実施を統括管理する人
(事業場のトップ)

リスクアセスメントなどの実施を統括管理

安全管理者または衛生管理者、作業主任者、職長、班長など

労働者を指導監督する地位にある人

リスクアセスメントなどの実施を管理

化学物質管理者

化学物質などの適切な管理について必要な能力がある人の中から指名

リスクアセスメントなどの技術的業務を実施

専門的知識のある人

必要に応じ、化学物質の危険性と有害性や、化学物質のための機械設備などについての専門的知識のある人

対象となる化学物質、機械設備のリスクアセスメントなどへの参画

外部の専門家

労働衛生コンサルタント、労働安全コンサルタント、作業環境測定士、インダストリアル・ハイジニストなど

より詳細なリスクアセスメント手法の導入など、技術的な助言を得るために活用が望ましい

1.化学物質などによる危険性または有害性の特定

まずはSDSを取り寄せましょう。
SDSとは安全データシート(Safety Date Sheet)の略で、少し前まではMSDSとも呼んでいました。
SDSは化学製品中に含まれる化学物質の名称や、物理化学的性質のほか、危険性、有害性、ばく露した際の応急処置、取り扱い方法、保管方法、廃棄方法などが記載された文書になります。
これを見ながらどうすればいいのか検討するわけですね。
化学物質などについて、リスクアセスメントなどの対象となる業務を洗い出した上で、 SDSに 記載されているGHS分類などに即して危険性または有害性を特定します。
次の項目で このSDSに記載されている内容が必要になるのでこれがないと話になりません。

2.リスクの見積もり

厚生労働省「職場あんぜんサイト」最も重要で最も面倒なポイントと言えるでしょう。
上記で集めた情報をもとにどの作業がどれだけ危険で、有害であるのかを見積もるわけです。
その見積もり方法はいろいろあり、マトリクス法、数値化法、コントロール・ バンディング…などなど多岐にわたります。
厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」ではマトリスク法や数値化法をオンラインで行うことのできるシステムが利用できます。
 >リスクアセスメントの実施支援システム
この中の「塗装作業」もしくは「自動車整備業」に塗装時の項目が含まれています。
また作成した見積もりをエクセルファイルとして出力できるというのもうれしいところ。
そしていろいろなところで推奨しているのが「コントロール・バンディング」という方法。
これはILO(国際労働機関)が簡単で実用的なリスクアセスメント手法を取り入れて開発した化学物質の管理手法です。
このコントロール・バンディングも厚生労働省の職場のあんぜんサイトから利用できます。
ありがとう!厚生労働省!
>さっそくやってみよう!コントロール・バンディング
ただし対策シートはあくまで安全衛生対策の参考としていただく材料です。
労働安全衛生法令によりばく露防止対策が規定されている場合は、それに基づいた対策を実施することが必要です。 

3.リスク低減措置の内容の検討

さて2で行ったリスクの見積もりをもとに危険や健康被害などを防止するために「どうしていこうか」ということを検討していきます。
もちろん労働安全衛生法に基づく労働安全衛生規則や特定化学物質障害予防規則などの特別則に規定がある場合は、その措置をとる必要があります。
リスク低減措置の内容の検討は次の優先順位で行うといいでしょう。

  1. 危険性または有毒性のより低い物質への代替、化学反応のプロセスなどの運転条件の変更、取り扱う化学物質などの形状の変更など、またはこれらの併用による低減
    →もういっそ使用する化学物質そのものを変えてしまいましょうってことですね。
  2. 化学物質のための機械設備などの防爆構造化、安全装置の二重化などの工学的対策または化学物質のための機械設備などの密閉化、局所排気装置の設置などの衛生工学的対策
    →作業環境も改善しましょうってことですね。
  3. 作業手順の改善、立入禁止などの管理的対策
    →作業内容も変えることのできるものは変えて良くしましょうってことですね。
  4. 化学物質などの有害性に応じた有効な保護具の使用
    →作業に応じたマスク、めがね、手袋なんかを揃えましょうってことですね。

4.リスク低減措置の実施

上記で検討した内容を実行しましょう。
リスクの高いもの(死亡・後遺障害・重篤な疾病など)はすぐに暫定措置を実施してください。
実際にリスク低減措置を行ってから、もう一度リスクの見積もりを行えば尚よし!

  • 危険有害性の高い物質から低い物質に変更する。
    物質を代替する場合には、その代替物の危険有害性が低いことを、GHS区分やばく露限界値などをもとに、しっかり確認します。
    確認できない場合には、代替すべきではありません。
    危険有害性が明らかな物質でも、適切に管理して使用することが大切です。
  • 温度や圧力などの運転条件を変えて発散量を減らす。
  • 化学物質などの形状を、粉から粒に変更して取り扱う。
  • 衛生工学的対策として、蓋のない容器に蓋をつける、容器を密閉する、局所排気装置のフード形状を囲い込み型に改良する、作業場所に拡散防止のためのパーテーション(間仕切り、ビニールカーテンなど)を付ける。
  • 全体換気により作業場全体の気中濃度を下げる。
  • 発散の少ない作業手順に見直す、作業手順書、立入禁止場所などを守るための教育を実施する。
  • 防毒マスクや防じんマスクを使用する。
    使用期限(破過など)、保管方法に注意が必要です。

5.リスクアセスメント結果の労働者への周知

リスクアセスメント、リスクの低減措置を実施したら、以下の内容を労働者に周知しましょう。
これをやらなかったらただの自己満に終わってしまいます。
決めたことをみんなにわかってもらって、対策を実行してもらう。
ここまでがリスクアセスメントと思ってもいいでしょう。
もちろん新しい人が入ってきたときには、きちんと説明する必要があります。

  1. 周知事項
    1. 対象物の名称
    2. 対象業務の内容
    3. リスクアセスメントの結果
      (特定した危険性または有害性、見積もったリスク)
    4. 実施するリスク低減措置の内容
  2. 周知の方法は以下のいずれかによります。
    ※SDSを労働者に周知する方法と同様です。
    1. 作業場に常時掲示、または備え付け
    2. 書面を労働者に交付
    3. 電子媒体で記録し、作業場に常時確認可能な機器(パソコン端末など)を設置
  3. 法第59条第1項に基づく雇入れ時の教育と同条第2項に基づく作業変更時の教育において、上記の周知事項を含めるものとします。
  4. リスクアセスメントの対象の業務が継続し、上記の労働者への周知などを行っている間は、それらの周知事項を記録し、保存しておきましょう。

最後に

リスクアセスメントとリスク低減措置の実施。
これを行うというのはなかなかヘビーです。
しかし従業員のことを考えればやって当然。
会社として最低限する必要のあることなのです。
現に平成28年6月以降全国の工場に労働基準局が順次入っているという話も聞きます。
これらは義務となり、無視することはできません。
なぁなぁで済ませることもできません。
会社の大小にかかわらず100%リスクアセスメント&リスク低減措置を行いましょう!
…ぶっちゃけちょっと面倒くさいですけどね。


今回の説明でわからないなどある方は厚生労働省に専用の相談窓口があります!
どこまで優しいんだ!
厚生労働省!

 

■法令、通知による相談窓口

>都道府県労働局または労働基準監督署の健康主務課

 

■相談窓口(コールセンター)

>化学物質管理に関する相談窓口のご案内
(ラベル・SDS・リスクアセスメントについて )

※こちらの開設期間は平成29年3月20日までのようです。

 

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