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マスキング
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ヘッドライトの周りをマスキングします(上部はボンネットを開けていただくと楽に作業できます)
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ヘッドライト研磨作業1
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軽い黄ばみや、劣化が少ない場合はペーパー800番から始めてください。
リペアー履歴が有り、劣化がひどく剥がれ部分と黄ばみ部分の段差が出ている場合はペーパー320番から始めてください。
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ヘッドライト研磨作業2
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磨き作業は水研ぎでもカラ研ぎでも可能ですが、おすすめは水研ぎです。
320番から始める場合は段差を消し、表面の状態がなるべく均-になるように磨いてください 。
800番から始める場合は黄ばみが落ちてもコ-ティングが残っている場合がありますので 、から拭きなどで削りかすを落とし、コ-ティング残りが無いよう確認してください。
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ヘッドライト研磨作業3
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ペーパー番手を上げながら前の番手の磨き傷を消す様に磨いてください 。
最終仕上げは2000番~3000番です。
800番を横方向に磨たら、1200番は縦向きに磨くとわかりやすく、研ぎやすいです。
2000番~3000番まで磨き終わったら、スチームを当てる前に水をかけリペアーの磨き残しが無いか確認し、 研ぎカスなどはしっかり流水で洗い流してください。
この際、洗剤などは使用しないでください。
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スチーマーの準備
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スチーマーに半分までヘッドライトコーティング剤を入れノズルを装着してから、最後に電源を入れてください。
ノズルはお好みでお好きな方を選択してください.
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スチームを施工
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スチームが安定して出るようになったら施工を始めます。
ヘッドライトとノズルの間隔は約2~3cmでスチームを吹きつけて下さい。
スチームが安定する前に使用すると透明度にムラが出る原因となります 。
また、重ね塗は薄ヒビの原因となりますのでなるべく一回でしっかり終わらして下さい。
施工をしばらく続けているとノズル先端に液体玉がつきます。
この液体玉がレンズに付着すると施工不良になりますので、必ずこの液体玉をふき取りながら、施工を進めてください。
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施工終了
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スチーマーの電源をOFFにします。
数分後、ヘッドライトコーティング剤の温度が下がったことを確認できたら、ノズルを外します。
スチーマーにヘッドライトコーティング剤が残っていれば、ボトルに戻し入れることができます。
ヘッドライトコーティング剤の揮発温度は約40℃です。
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注意事項
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ヘッドライトのレンズの劣化状況によっては施工後にひびが入る場合があります。
ヘッドライトコーティング剤やその蒸気は人体に有害です。
直接吸引したり、触れたりしないよう充分に注意して施工して下さい。
作業工程につき不安な場合や、わからないことがある場合は作業を直ちに中止してください。